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主催者挨拶 主催者を代表して大豊町岩ア憲郎町長が、一時は一戸まで減少していた生産者が今では七戸になっている。地域資源を活かした産業活性化に取り組んでいると挨拶。 |
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リレー発表 1.「本場の本物”大豊の碁石茶”のルーツを探る」 高知大学医学部 教授 阿部眞司氏 漬物茶考(宮川金二郎著)等から、碁石茶のルーツはラオス北部あたりと推測した説を発表。 |
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2.「本場の本物”大豊の碁石茶”の専門的知識と技術を習得した新たな担い手”伝承人”の話」 大豊町産業建設課地域再生担当 永野尊教氏 碁石茶の生産に取り組み、失敗をしながらも品質向上に努めた経過を発表。 |
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3.「本場の本物”大豊の碁石茶”のブランド力向上に関する施策について」 コーライフ・クリエイツ株式会社 代表取締役社長 門田直明氏 株式会社グラムス取締役 池汪龍氏 マーケティングについての話やCSのTVショッピングなどを活用した販路拡大などを提案。 |
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4.「産学官連携を核にした地域特産本場の本物”大豊の碁石茶”ブランド育成による地域再生について」 大豊町産業建設課地域再生担当 課長補佐 大石雅夫 氏 大豊町内のほとんどが限界集落という超高齢化社会となった大豊町の現状を説明。これまで教育委員会が担当していた碁石茶を、歴史的文化から産業へ転化し、将来の担い手を育成していく構想などを発表。 |
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昼食交流会では、大豊の郷土料理(ギンブロウ寿司・こんちん他)に碁石茶ドーナツ・碁石茶ゼリー・碁石茶粥などがたくさん用意され、参加者は色々な種類の料理を楽しんでいました。 |
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研究成果発表 1.「製造工程の調査と茶葉成分変化の解析」 高知県工業技術センター食品開発課主任研究員 森山洋憲 氏 碁石茶はお茶としては珍しい二段階発酵されているが、味噌などでは二段階の発酵が行われている点や、石鎚黒茶とはカビの種類が違うことなどを報告。 |
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2.「本場の本物”大豊の碁石茶”の機能性と薬理活性」 高知大学医学部付属病院薬剤部製剤室長 楠瀬正彦 氏 碁石茶の抗酸化物質は緑茶並みにある。ウサギに碁石茶を12週間与え、高脂血症にどのような変化があるかの実験結果を発表。その結果、水道水・ウーロン茶・緑茶を与えたウサギと比べ、総コレステロール数は少し少ないが大差はなかった。しかし、悪玉コレステロールと言われる成分は碁石茶を与えたウサギが明らかに少なかった。また、血管の特定箇所への脂肪の付着も少ないことが確認され、ウサギでは碁石茶が高脂血症予防に効果があることが照明されたことを報告。その効果に会場の関心が高まった。 |
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3.「生産技術の高位平準化と栽培・製造基準の策定」 高知県農業技術センター茶業試験場主任研修員 邑田修三 氏 伝えられてきた碁石茶は既に良質の成分を含んでおり、これ以上改良しないほうがよいことや、その品質を守っていくために目慣らし会を始め、その結果、各生産者が生産した碁石茶の評価が年々上昇してきた事などを報告。 |
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講演「機能性食品としての将来像と地域再生」 高知大学医学部教授・付属病院薬剤部長 西岡豊 氏 ビワの種などの成分の可能性など、自然界の機能性食品の話をされました。 |
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パネルディスカッション 【本場の本物「大豊の碁石茶」のこれから】 パネリスト 高知大学医学部付属病院副薬剤部長 宮村充彦 氏 高知県農業技術センター茶業試験場場長 木村和彦 氏 高知県工業技術センター所長 西内豊 氏 コーライフ・クリエイツ株式会社代表取締役社長 門田直明 氏 大豊町産業建設課地域再生担当 課長補佐 大石雅夫 氏 コーディネーター 高知大学国際・地域連携センター長 受田浩之 氏 |
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素材(碁石茶)に関する強みや課題などについてディスカッションが行われました。 ○競争力をつけるために産地の強みを活かし、製造工程もまとめて売り込む ○消費者から見た視点での商品開発、販売 ○ローカルブランドが見直される時代になっている ○長く飲み続けてもらえる商品にしなければならない ○安いだけではダメ、良いものにはお金をかける人もいる ○無農薬化、減農薬化への取り組み ○現在の生産量は2トンだが、仮に10億円産業にするには50トン必要 ○大豊だけではなく嶺北で売り込む ○イメージを刷り込む必要性 ○値崩れするものはブランドとは呼べない −などたくさんの意見が出されました。 |
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最後に平成19年度地域特産物マイスターに認定された小笠原章富さんと上村吉男が紹介されました。 |
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